鳥山石燕『画図百鬼夜行』より「木魅(こだま)」木霊の基本情報表記・呼称木霊、木魂、木魅(こだま)簡易解説100年以上の年輪を重ねた樹木に宿る精霊。切ったり焼いたりすれば不幸が降りかかるが、供物を捧げるなどすれば恩恵を与える。危険度★★★★★★★★★★容姿人間型 動物型 植物型 器物型 建造物型 自然...
昔から、山の中は霊的な力が蔓延る世界だと考えられてきました。山の妖怪は、山で仕事をする人にとっては、身近な存在であると同時に恐れの対象でもありました。山の妖怪には鬼、天狗、山姥(やまうば)、山爺、山童(やまわろ)、一つ目小僧、大ムカデ、ダイダラボッチなどが挙げられ、山の神が姿を変えたものだと考えられていました。ただし人が足を踏み入れたこともないような山奥には出現しません。